こんにちは

台湾式足裏、足つぼセラピスト養成講座
足つぼの奥義     土田君枝です。

先日、知人が胃が痛いから、誰か薬持ってない?
すると、その友人が「あるある。」って。

「はあ??」
信じられませんが、薬の貸し借りを平気でしているんですね。
これ、結構よくあるらしいんです。

でも、考えてみてください。
何で、処方箋がないと薬が買えないか。
睡眠薬や向精神薬が、闇で売られているか?

医者が簡単には出したくないほど、強いし、
副作用のリスクもあるからなんですよね。

中には、寝れないから薬ある?って。
昔は、睡眠薬が闇で一錠5000円とか1万円で
売っているって言う噂話を聞いたことがありますが、

そういう薬を毎日2錠も3錠も飲んでいるという
患者さんの話を聞くと、ぞっとします。
「身体壊れますよ」と心配になります。

日本人ほど、簡単に薬を飲む民族はいないそうです
薬を出さないと、医者が儲からないという背景が
あるからなのかも知れません。

冒頭の胃が痛かった知人に、薬飲む前に、
だまされたと思って、薬飲む前に、足裏押してみて!
って言って3~4分刺激したら、胃の痛みがかなり和らぎ
驚いていました。

「薬は、その後でいいのよ。」
足ツボの効果を実感してもらいました。

西洋医学の祖と呼ばれる古代ギリシャの
医者ヒポクラテスは次のような言葉を残しました。

「病は自然に治癒す。医はこれを助くるものなり」
私たち人間の身体には、本来素晴らしい
自然治癒力がそなわっている。

病気にかかったり負傷したときに、
医師が治療するのは、この自然治癒力を
最大限に引き出すためである。

意訳すればこういう意味になるのですが、
現代人はどうかといえば、
これと逆行しているような気がしてなりません。
具合が悪くなると、すぐに薬に頼ろうとする。

持病があっても薬があれば安心と考え、
薬を切らすと不安になる。

誤解がないようにいっておきますが、私は何も西洋医学、
薬を頭から否定しているわけではありません。
実際に、私もお世話になります。

薬は薬なりに効用があって、
ウイルスに感染したときや重い病気にかかったときなどは
医師の指示を的確に守り、服用するべきでしょう。

しかし、むやみに薬に頼ろうとする
他力本願的な考えでは、自然治癒力が
なかなか高まらないどころか、逆に低下します。

仮によくなったとしても、
再び同じ症状を起こしかねない可能性もあります。

風邪を引いたときなども、ウィルスをやっつける為に
熱が出ているのに、急に下げようと薬を飲みます。
昔からそのリスクを知っているいい先生は、
徐々に下げるような薬を処方するのです。

急に熱を下げると、自分で熱を上げる機能が徐々に
低下していきます。
体温が極端に低い人は、薬を多く飲む傾向があり、
風邪などの治りも悪いように感じます。

眠れない方も同様です。
眠れない=睡眠薬 と安易に考えるのは危険です。

眠れないというのは、自律神経等の問題もあるので、
睡眠薬で強制的に眠らせるという習慣が長期的に続く
と当然からだの変調をきたすのは容易に想像できますね。

どんな症状でも、ある程度は自身の治癒力で
改善することが可能にできている体を、
弱めるのではなく、強める為の一つとして
様々な健康法があるわけです。

なんでもかんでもすぐ薬という考え方、
リスクがあることを意識してみてください。