手汗が出すぎて困っているという方いらっしゃいますよね。
この手汗が出すぎて悩んでいる方は、日本人の場合、およそ100人に一人いると言われているようです。暑くはないのに、手に汗をかいて恥ずかしい思いをした事があると言う方は意外と多いのではないでしょうか?
その原因についてのはっきりした事は、解明されていないようです。ただ、この手汗が出すぎる症状を、「手掌多汗症」と呼ばれ、精神的な事と関係が深いと言われています。
ですから、手汗をかかない方法の対処法として、ストレスを溜めない、リラックスした状態を作る事が重要となってくるようです。
ここでは、一般的に考えられている原因、対策治療法などをまとめて紹介しています。ご自身にあったケアをしてください。
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手汗をかかない方法・手掌多汗症
暑くなくても・・・
暑いわけではないのに、手だけ汗をびっしょりかいてしまう手掌多汗症は、多汗症の分類の1つで、体の一部に多汗症を生じる局所性多汗症の中で手の平に限定されて現われる症状の事を言います。手の平からの発汗は、緊張・不安等のストレスが原因で、温度上昇とは関係なくエクリン腺より汗が過剰に出る症状です。症状の状態としては、湿っている程度から、水滴が滴り落ちる程度迄あるようです。酷い場合は、ポタポタと汗が落ちる事もあるようです。
この手掌多汗症は、症状から三段階に分類されます。
- レベル1は手の平が汗で湿る程度です。
- レベル2は手のひらに汗の水玉が出来るが垂れるほどではないものを言います。
- レベル3は手の平から汗が垂れる事がある症状を言います。
このように、1から3段階あり、状況や体調により症状のレベルが変わる事もあるようです。
このような症状を持っていらっしゃる方は、大体小学生頃から気づいたり、気にしだしたりする方が多いようです。手汗が、見た目に顕著に現われると、様々な所で支障をきたす事も多く、手汗をかかない方法があればと思われる事も多いかと思います。手汗をかかない方法としては、なかなか難しい事も多いようですが、不安や緊張等のストレスから汗を握る場合も多いようです。ですので、リラックスする状態を作る事が改善に繋がる1つの方法になります。
手掌多汗症の治療。機器を使うものをご紹介
手掌多汗症の治療としては、手術や薬治療、漢方等様々な治療法があるようです。その中に、 ドライオニックという家庭用イオントフォレーシス機器があります。これは、アメリカのジェネラルメディカル社が販売している医療機器です。このドライオニックによる手掌多汗症の治療方法は、イオントフォレーシス療法と呼ばれる方法で、イオン浸透療法と言われています。水素イオンにより、汗腺細胞の細胞膜のイオンの出入りを阻害する事で発汗を抑制し、多汗症の症状を大幅に緩和するというものです。
手汗をかかない方法としては、ドライオニックの他にも、手汗をかかない方法の一つ、イオン浸透療法として塩化アルミニウム溶液を添付するという方法もあるようです。しかし、塩化アルミニウムを使用する場合は、薬品となりますので注意が必要となってきます。必ず、医師や専門家に相談をして利用される事をお勧めします。
手汗をかかない方法・ボトックス注射
手汗をかかない方法として、ボトックス注射というものがあります。
このボトックス注射は、ボツリヌス菌を注射する事で、神経を麻痺させて汗腺の働きを抑えるものです。効果には個人差があるようですが、一度の注射で効果が得られるのは、一般的に半年ほどといわれています。この持続性にも個人差があるようですね。
この手汗をかかない方法であるボトックス注射のメリットとデメリットについてお話させて頂きます。
ボトックス注射のメリット
- 施術時間が短い。10分程度で終わります。
- 気になる部位に注射をするだけですので、日常生活に支障が出ない。
- 手汗を抑えた為に起こりがちな、体の他の部分の汗が増えるという代償性発汗も現われにくい。
ボトックス注射のデメリット
- 効果が永久的ではない。汗が気になりだすと新たに注射を打たなくてはならない。
- 保険が効かない為、高額の費用がかかる。
- 手の平や関節付近等、何か所も注射をするので痛みがある。(麻酔を使う事も可能)
手汗をかかない方法としてのボトックス注射の効果は個人差がありますので、気になる方は、片手だけでもできるようですので、まず片手だけ行ってみる事をお勧めします。手の平は敏感で、沢山の神経が通っている箇所です。また、効果に個人差が現われる事も多いようですので、信頼出来る病院と医師の元、慎重に行われる事が重要なのではないでしょうか?
手汗をかかない方法・ミョウバン水
手汗をかく事がコンプレックスに感じてしまう
手汗をかかない方法・対処法として、市販の制汗用クリームや制汗剤を使われている方も多いと思います。ここでは、手汗をかかない方法として、対処法であるミョウバン水について少しお話させて頂きたいと思います。ミョウバン水は制汗剤としての効果もあります。
これは、ご自身で手作り出来ますので、気軽に試していただきたいものの一つです。ミョウバンは、ドラックストアーやスーパーで購入出来ます。
- 生のミョウバンなら100グラム、焼きミョウバンなら50グラムを用意
- 水1.5リットルを用意。水は、どちらも場合も同量の1.5リットル用意。
- 1.5リットルの水の中にミョウバンを入れて2~3日涼しい所に置く。
- ミョウバンが完全に溶けたら、ミョウバン水の原液の完成です。
- この原液を水で20~50倍に希釈し使用して下さい。
ご自身の肌の状態に合わせて、希釈してください。スプレーボトルに入れて使用してください。
ミョウバンは、汗を抑える効果の他、消臭効果や水虫対策用にも使われているものです。手汗をかかない方法の一つの対処法として、手軽に出来るミョウバン水を利用してみてはいかがでしょうか?
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手汗をかかない方法・原因
手汗は手掌多汗症といい、常に手が湿っていたり、ちょっとした緊張で異常に手汗がでたりする事を言いますが、その汗は、熱さや運動の有無に関係なく汗が止まらないような症状を含みます。そして、この手掌多汗症には、自律神経が大きく関係しています。
自律神経が関係していると、意思の力ではなかなか手汗をかかないようにする事は難しいと思われてしまいますが対処法もあります。自律神経は交感神経(活動の神経=緊張)、副交感神経(カラダを休ませ回復させる神経=リラックスする神経)からなります。普段から、精神的な緊張を強く感じながらハードに仕事をしている方は、この交感神経が過剰に働いてしまうことになります。毎日長時間をパソコンに向かって仕事をしている。こんな方がこの自律神経のバランスが崩れやすい症状が出やすい傾向にあります。
手掌多汗症の方もリラックスしている時は手汗をそれ程かかないので、リラックスに近い状態を作る事が出来れば改善に繋がるようです。
手汗をかかない方法としては、この自律神経、交感神経副交感神経を意識して生活してみてください。緊張とリラックスを意図的に繰り返す。つまり仕事を休み休みということですね。1時間に1回は、体を伸ばす。立ち上がって深呼吸。数分休んでから仕事に戻る。
帰宅後は長めの入浴。マッサージなどを受けるのもカラダも神経もリラックスさせるのに有効ですし、足ツボ療法は、自律神経を整える効果が高い施術法の一つです。グッスリ眠れるようになりますから、カラダを回復させる眠りの質が変わることで不調が改善されやすくなります。
緊張、リラックス、体を動かすことで意識的に使い分けしているんだというイメージを持ってください。
手汗をかかない方法・治療法
薬や西洋医学的なアプローチの手汗をかかない方法、治療法をここで紹介します。
内服治療と心身医学療法という治療法があります。
内服治療法
薬で治療するという方法の事ですが、精神安定・心身不安緊張を取り除く薬を用いて、自律神経をリラックスした状態を作り、発汗を少なくする方法です。この方法は、主に、精神的な手汗をかく人に有効的な治療法です。
心身医学療法
自己暗示をかける事で、心身をリラックスさせて行う治療方法です。この治療は、心療内科や精神科等でも受診する事ができるものです。
その他に、漢方での治療法があります。漢方は、自然なものなので副作用がないのが良いと、手汗をかいて悩んでいる方の手汗治療法として広まりつつあります。
手汗をかかない方法・漢方薬
手汗をかかない方法、抑える方法の一つに漢方薬での治療方法があります。漢方薬もいくつかあるのでご紹介します。
- 天王補心丹
- 火星逍遥丸
- 防己黄耆湯
1、天王補心丹
緊張した時に手汗が目立つという症状の方にお勧めの薬です。精神の高ぶりを抑え、興奮がとれてリラックスできます。
2、火星逍遥丸
これは、イライラして頭に血が上り、体に熱を持った時に手汗をかくタイプの方にお勧めの漢方薬です。生理前や生理中のイライラや更年期障害などが見られる方には、この火星逍遥丸がお勧めです。
3、防己黄耆湯
多汗症の治療に良くつかわれる漢方薬です。体内の水の巡りを改善し、余分な水分を排出する働きをサポートする漢方薬です。
手汗の原因が分からない方は、まずこの漢方薬を飲まれるのが体の負担もかからず、体質を変えていくためには良いかもしれませんね。
手汗をかかない方法・制汗用クリーム
手汗に効く制汗クリームも販売されています。汗を止める成分として良く聞かれるものとしては、塩化アルミニウムです。この効果としては、個人差がありますが、汗腺に働きかけて一時的に手汗を止める効果があります。
ただ、長期間使用すると効きめが薄れてくる方もいます。副作用がでないためにも、大量に使用せず、制汗、発汗のバランスを確認しながら使用量を調整してください。
手汗をかかない方法・薬治療
手汗に効果的と言われている薬として良く知られているものに塩化アルミニウム液があります。この塩化アルミニウムは、収歛作用があり、汗を抑える効果があります。病院で処方される薬の多くはこの塩化アルミニウムだそうです。塩化アルミニウムのほか、サリチル酸、タンニン酸、ホルマリンなども外用薬として使われているようです。
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